はじめまして。「遠距離実家の人」です。
当ブログ「遠距離実家のリアル」を運営しております。
私は現在、妻と子どもの家族3人で名古屋に住んでいます。 しかし、私の実家は遠く離れた「瀬戸内海の島(陸続きですが)」にあります。築100年ほどになる古い家です。
かつては家族の声が響き、ご近所の人々と会話を交わし、お盆や正月には親戚が集まり…賑やかだった実家も、現在は誰も住んでいない「空き家」となりました。
今は70代後半に差し掛かった両親が、年に数回、名古屋から長距離移動をしてなんとか維持・管理を続けています。
しかし、その現実は決して甘いものではありません。
- 毎年確実に発生する固定資産税
- あっという間に伸びる草木と、高額な大木の伐採費用
- 突然壊れる電気温水器などの予期せぬ修繕費
- 家屋の沈みなど、根本的な老朽化への不安
- そして、帰省のたびに重くのしかかる交通費と移動時間
高齢の両親が無理をして実家を守る姿を見るたびに、「いずれはこの重いバトンを、自分たち子世代が受け取らなければならない」という現実を突きつけられます。
「いっそ手放してしまえば、楽になるのかもしれない」
維持費という現実的な数字を前に、そう考えたことは何度もあります。時代の流れとともに、地方の古い家は維持が難しくなり、社会問題として「厄介者」のように扱われることも増えました。その現実に、やるせなさを感じることもあります。
でも、私はこの遠く離れた実家を愛しています。
祖父母から受け継ぎ、両親が大切に守ってきた場所、そして私が育った原風景を、単なる「負動産」や「空き家問題」という言葉で終わらせたくはありません。手放すのはいつでもできます。だからこそ、諦める前に、自分にできる限りのことを模索し、頑張っていきたいと決意しました。
このブログは、同じように「遠距離にある実家の管理」で悩んでいる方に向けて、我が家の過酷なリアルと、維持していくための情報(維持費や対策など)をありのままに記録していくメディアであり、私自身の挑戦の記録でもあります。
私自身、まだ明確な答えは見つかっていません。 しかし、このブログに記す等身大の経験が、似たような境遇にある方にとって、何かのヒントや「自分だけではない」という安心感に繋がれば幸いです。